県内に限らず国内の新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続いています。

現在、当法人のグループホームの利用者に陽性者が複数名でています。
最初の 1 名の感染が分かり、すぐ利用者、職員全員の PCR を実施し、陰性が確認さ
れたのですが、その後に、発熱した利用者が抗原検査で陽性となりました。グループホ
ーム内で横に感染が広がったと考えています。グループホームにはデイケア利用者もいま
すが、感染拡大を避けるべく、最初の 1 名の段階で、交流を絶ちました。
また、法人職員の中にも各家庭などのルートで濃厚接触者・陽性者となりで出勤でき
ない職員が複数名います。

以上を踏まえ、院内のフェーズを検討しました。結論として、病院のフェーズ変更はせず
「3」を維持します。

しかし、これ以上の濃厚接触・陽性者が増えていくと、皆さまと病院を守るために対応を
変更せざるをえません。

従って今後は、
①安全を図るために外出外泊を、治療上欠かせないものに絞る必要があります。
②外出・外泊から病院に戻ってきた場合は、感染症対策として個室での自主的な
3 日間の隔離をお願いします（3 日間とする根拠は、新型コロナウイルス感染
症 COVID-19 診療の手引き第 8.0 版に掲載されている「潜伏期間の中央値
2.9 日」を参照）。

この方針で治療を行いますが、同意が難しい場合は外来での治療に切り替えることも
あります。

ご理解、ご協力をお願い致します。

2022年8月12日（金）