治療について

mECT(修正型電気けいれん療法)

当院では、精神療法、薬物療法に加え、mECT(修正型電気けいれん療法)を行っております。
治療適応は患者様の状態により異なりますが、うつ病、統合失調症が主に適応となる疾患です。治療は精神科医、麻酔科医、看護師の構成で安全に行われます。
患者様それぞれに適した治療法を選択し、症状の回復を目指しております。

mECTについて

当院では、修正型電気けいれん療法(mECT)を実施しています。電気けいれん療法(ECT)とは、頭部に通電し人為的にてんかんと同様の電気活動を誘発することで病状を改善する治療法です。

この治療の適応疾患で代表的なうつ病や統合失調症は、脳神経のバランスが乱れることで起こる病気だと考えられています。電気けいれん療法自体は、薬物療法よりも歴史があり、約70年も前から精神疾患を持つ患者さんに対して行われてきました。その長い歴史からさまざまな議論があり、現在まで多くの研究、改良、改善がありました。従来型の電気けいれん療法は、患者様にとって苦痛や副作用・合併症が多かったのですが、治療手技が修正されてこれらの副作用が取り除かれたのが修正型電気けいれん療法(mECT)です。さらに、短パルス短形波治療器が発明されたことで副作用の頻度が少なくなり、より安全に行えるようになりました。mECTは海外において高い有効性と安全性が確認されている精神科領域の先進医療の一つであり、アメリカでは年間約10万人に対して行われています。

mECTは患者様本人・ご家族様への十分な説明を行い、治療に同意いただいたうえで実施します。当院では全症例で麻酔科医による麻酔と経験を積んだ精神科医師、看護師のチームのもと、副作用の頻度が少ない短パルス短形波治療器を使用し安全かつ適切に実施します。当院はmECTを実施可能な精神科救急病院の一つであり、緊急性の高い場合、薬物療法による副作用が強い場合、薬物療法の効果が乏しい場合などに対して、mECT治療の速やかな導入とそれによる症状の早期改善を実現しています。

実際の臨床場面では患者様それぞれにあわせた治療を行っていますので、適応判断は患者様によって異なります。当院でmECT治療を希望される場合は、かかりつけ医にご相談ください。

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